日本刀 刀剣 販売

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脇差 但馬守法城寺橘貞国
wakizashi [sadakuni]

保存刀剣

刃長：55.5ｃｍ（一尺八寸三分弱）　反り：0.9ｃｍ　元幅：3.53ｃｍ　元重：0.78ｃｍ
鎬重：0.80ｃｍ　　先幅：2.54ｃｍ　先重：0.52ｃｍ
茎：生ぶ、鑢目筋違、目釘孔一

国・時代：　武蔵国　江戸時代前期　万治頃　1658年頃

体配：　 中切先、本造り庵棟、身幅広く、重ねも厚く豪壮な造り込み。
地鉄：　 小板目に木目交じり、やや肌立ち、地沸よく付き地景も入る。
刃紋：　 小沸出来、のたれ調子に互の目乱れを交え、足入り、金線、砂流し掛かる。
帽子：　 やや湾れ込み先掃掛け中丸に返る。

品番：0650－2001

 

登録：
昭和28年2月9日
富山県文化財保護委員会

鑑定書：
財団法人　日本美術刀剣保存協会
保存刀剣鑑定書
平成十七年六月二十日

 
【コメント】
但馬守法城寺橘貞国は近江守法城寺橘正弘の弟と言われ、兄弟で但馬国弘原から江戸に出府したと思われる。貞国の子、但馬守国正以降、幕府の御鍛冶として康継家と並んで幕府の用命を受けることになる。
作柄は正弘と同様に長曽称虎徹に酷似し垢抜けたものである。
※売約済み
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