日本刀 刀剣 販売

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脇差　近江守法城寺橘正弘
wakizashi [houzixyouzi　masahiro]

保存刀剣　委託販売品

刃長：41.2ｃｍ（一尺三寸六分）　反り：1.06ｃｍ　元幅：3.23ｃｍ　元重：0.68ｃｍ
鎬重：0.70ｃｍ　　先幅：2.34ｃｍ　先重：0.53ｃｍ
茎：生ぶ、鑢目筋違、目釘孔一

国・時代：　武蔵国　江戸時代前期　寛文頃　1661年頃

体配：　 中切先、本造り庵棟で身幅広く、重ねも厚く豪壮な造り込み。
地鉄：　 板目やや肌立ち、柾流れ肌が交じり、地沸がつき、地景入る。
刃紋：　 湾れ調に互の目乱れが交じり、足葉が入り、刃縁にやや長い砂流しと金筋が絡み、沸出来で匂口は深く明るく冴えている。
帽子： 　よく沸つき直に先中丸にやや深く返る。

品番：0730－2011

 

登録：
昭和26年12月18日
兵庫県教育委員会

鑑定書：
財団法人
日本美術刀剣保存協会
保存刀剣鑑定書
平成十五年六月六日
【コメント】
本作は初代近江守法城寺橘正弘の作と鑑せられます。
法城寺一派はその本国は但馬で、古刀の「法城寺国光」の末流であると云う。正弘も但馬国弘原に生まれ、通称を滝川三郎太夫と称し、後に江戸に出る。江戸法城寺一派の中で最も上手でありその代表者ともいえる、その作風が長曽称虎徹に酷似する為、近年殊に鑑賞が厚い。
※販売済
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