日本刀 刀剣 販売

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脇指 備前国住長船左京進宗光(初代)
永正十二年八月吉日
wakizashi [sakyosin munemitsu] (1 generations)

保存刀剣

刃長:59.2cm(一尺九寸五分) 反り:2.0cm 元幅:2.77cm 元重:0.78cm
鎬重:0.79cm  先幅:1.76cm 先重:0.39cm
彫物:表裏 棒樋に梵字  茎:生ぶ、鑢目勝手下がり、目釘孔二

国・時代: 備前国 室町時代後期 永正十二年 1515年

体配:  中切先、鎬造、庵棟、先反りのついた室町時代後期の片手打ちの打刀。
地鉄:  小杢目つみ、乱れ映り立つ。
刃紋:  匂出来の互の目丁子に小沸付き砂流しかかる。
帽子:  焼高く一枚ごころで、乱れ込んで先大丸に返る。

品番:0770-2058

 

登録:
宮城 昭和40年4月15日

鑑定書:
財団法人
日本美術刀剣保存協会
保存刀剣鑑定書
平成十九年三月六日

【コメント】
宗光初代は永享六年に六朗左衛門祐光の次男として生まれ、兄の右京進勝光との合作が多く、兄の没後はその子の次郎左衛門勝光との合作を見る。
作刀は文明元年から享禄三年におよび、九十歳以上まで作刀をしたことになり、大変長寿の鍛冶で、宗光は勝光とならんで末備前の初頭を代表する名工として名高い。
本作は宗光の特色を十分に示した、片手打ちの打刀として打たれた一口です。

※刃中に縦の傷があります。


※販売済
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