槍　同田貫　
yari [doutanuki]

刃長：27.4ｃｍ（長八寸八分半）　　茎長：32ｃｍ　元幅：2.50ｃｍ　元重：1.07ｃｍ
茎：摺上、鑢目　上切り　下檜垣、目釘孔二　　拵え全長：327ｃｍ

国・時代：　肥後国　室町時代後期～安土桃山時代

体配：　 平三角形槍

品番：0810－4007

登録：
佐賀　昭和47年7月10日

鑑定書：
財団法人
日本美術刀剣保存協会
保存刀剣鑑定書
平成十九年八月二十一日

【コメント】
同田貫（doutanuki）は肥後延寿派の末流といわれ、九州肥後国菊池の同田貫の地に住し、永禄頃から慶長頃に活躍した肥後刀工の一群。
銘は単に同田貫とのみ切るものも、同田貫何某と個名を切るものもあるが上野介、正国、又八、兵部、左馬介、右衛門、信賀、則安、等の数名の同田貫鍛冶がいたと思われる。
一説に同田貫は加藤清正の抱鍛冶であったと伝えられる。