日本刀 刀剣 販売

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刀 川部儀八郎藤原正日出(刻印) [水心子正秀 初代](新々刀 最上作)
文化元年十一月吉日 応阿部性之需造之
katana [masahide](suishinshi Masahide 1 generations)(sinsintou saijou-saku)

日刀保 特別保存刀剣
NBTHK Tokubetsu Hozon


刃長:69.8cm(長ニ尺三寸強) 反り:1.2cm 元幅:3.08cm 元重:0.60cm
鎬重:0.61cm  先幅:2.22cm 先重:0.38cm
刀身重量(裸身):650g    茎:生ぶ、鑢目化粧大筋違、目釘孔一

国・時代: 武蔵国 江戸時代後期 文化元年 1804年

体配:  中切先延びる、鎬造、三ツ棟、身幅やや広く元先の幅差少ない。
地鉄:  板目良く練れ、地沸厚く付き湯走るしきりに付く。
刃紋:  湾れに大互の目乱れ、良く沸付き沸筋、砂流しつき匂い深い。
帽子:  焼き高く一枚ごころに沸筋しきりに付け、先中丸に深く返る。

品番:0870-1034

 

登録:
埼玉 平成16年11月10日

鑑定書:
財団法人
日本美術刀剣保存協会
特別保存刀剣鑑定書
平成四年四月六日

 

 

【コメント】
水心子正秀は始め英国と銘し、安永三年に秋元家に抱えられて藩士となり、川部儀八郎藤原正秀に改めている、また本作のように正日出あるいは正日天と切ったものもある。
水心子と号し、文政元年貞秀に正秀の名を譲り天秀と改名する。
水心子正秀は新々刀期における一大教育者として門下には、細川正義、大慶直胤、長運斎綱俊、等の多くの逸材を輩出し、新々刀期を切開いた代表する名工です。

作刀は、寛政・享和年間(1789年~1804年)には、津田助広写しの濤瀾刃や井上真改写しなどの大阪新刀を写した華麗な作刀を数多く製作しました。
(本作はこの時の津田助広写しの濤瀾刃です。)

寛政頃から、古に立ち戻ろうとする復古思想が興隆し、故実の研究が盛んとなります。
文化八年(1811年)、正秀は、鎌倉・南北朝時代の古作を作刀の理想とする『刀剣武用論』を著します。この前後から正秀の作風は、著しく変化します。それ以前の作刀は大坂新刀を写した沸出来で焼幅の広い刃文を焼いていましたが、文化・文政年間頃には備前刀の景光や兼光に範をとった匂出来で焼幅の狭い丁子刃の作刀が多くなりますが、本作は相伝上工の志津に範をとった作品です。
本作は正秀としては珍しい志津に範をとった覇気ある作品で、正秀の高度な技量を十分に示した、生ぶ茎で地刃共に健全な水心子正秀を代表する優作です。

※この拵えは鍔以外は現代の作です。
※This kosirae is a modern product except the tsuba.

※販売済
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