日本刀 刀剣 販売

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刀(枝菊紋)近江守源久道(二代)
katana [ouminokami hisamichi] (2 generations)

日刀保 特別保存刀剣 NBTHK Tokubetsu Hozon
品番:0810-1154
白鞘入り(寒山先生鞘書き付き) 銅一重ハバキ
刃長 Blade length(HA-CHOU)
65.8cm (ニ尺一寸七分半)
反り Curvature(SORI)
1.1cm
元幅 Width at the hamachi(MOTO-HABA)
3.43cm
元重 Thickness at the Moto Kasane
0.85cm
鎬重
0.85cm
先幅
2.45cm
先重
0.60cm
生ぶ、筋違、目釘孔一
彫物
表裏棒樋
国 Country(KUNI)・時代 Period(JIDAI)
山城国(yamashiro) ・江戸時代中期 正徳頃 1711年頃
体配 中切先、鎬造、庵棟、身幅広く重ね厚い。
地鉄 板目つみ地沸厚く良く付き、金筋砂流し働く。
刃紋 目乱れに沸良くつき匂い深い。
帽子 直調にややたわんで先中丸に返る。
登録 石川 昭和44年7月21日
鑑定書 財団法人 日本美術刀剣保存協会
特別保存刀剣鑑定書  平成十九年八月二十四日
【コメント】
初代近江守久道は名を堀太郎兵衛、寛永三年江州野州郡に生まれ、上京して二代伊賀守金道の門人となり、三品姓を許されて久道と銘し、寛文五年より元禄末年頃までの作品を残している。作風は師の金道同様、沸本位の大湾れ乱れ、沸、匂の深い互の目乱れを得意としており、茎に菊紋あるいは枝菊紋を切り添える、正徳元年。八十五歳にて没す。
二代久道は、栄泉来金道の子として寛文三年(一六六三)に生まれ、のち初代の養子となり、初銘を久次と銘し、茎に枝菊紋を切り添える。
三代久道は二代の子として元禄十二年(一六九九)に生まれ、同じく茎に枝菊紋を切り添える。
本作は久道の高度な技量を十分に示した、生ぶ茎で地刃共に健全な久道を代表する優作です。
販売済
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