脇差　武州住秦守久（秦東蓮）
山本重左衛門尉勝久
wakizashi [morihisa]（touren）

刃長：51.3ｃｍ（長一尺六寸九分半）　反り：0.9ｃｍ　元幅：3.09ｃｍ　元重：0.70ｃｍ
鎬重：0.71ｃｍ　　先幅：1.92ｃｍ　先重：0.45ｃｍ　拵え全長：92ｃｍ
彫物：表裏　棒樋腰樋に素剣浮彫　茎：生ぶ、目釘孔一

国・時代：　武蔵国　江戸時代前期　慶安頃　1648年頃

体配：　 中切先、鎬造、庵棟。
地鉄：　 杢目肌つみ地に淡く映り立つ。
刃紋：　 匂い出来の互の目丁子。
帽子： 　直に先小丸に浅く返る。

品番：0810－2023

登録：
千葉　昭和45年5月22日

鑑定書：
財団法人
日本美術刀剣保存協会
保存刀剣鑑定書
平成十九年八月二十一日

【コメント】
江戸石堂派、石堂八左衛門と言う、後に銘を東蓮と改める。
山本重左衛門尉勝久は所持銘と思われます。

※白鞘は古くて欠けた所があります。
※この拵えは現代の作です。
※This kosirae is a modern product.
※この仕込杖風拵えに刀身を入れたまま戸外に持ち出したり、杖として使用しますと、法令に触れるおそれがありますので、絶対に行わないで下さい。