日本刀刀剣販売

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薙刀奥州会津住政長（新刀上作）（良業物）
naginata [sidu masanaga] (sintou jou-saku) (wazamono)

日刀保特別保存刀剣　NBTHK Tokubetsu Hozon

品番：0810－4019

拵付き　白鞘入り　　銅一重ハバキ

刃長 Blade length(HA-CHOU)			59.8ｃｍ　（一尺九寸七分）
反り Curvature(SORI)			2.8ｃｍ
元幅 Width at the hamachi(MOTO-HABA)			2.75ｃｍ
元重 Thickness at the Moto Kasane			0.73ｃｍ
鎬重	0.75ｃｍ	先幅		先重
茎	生ぶ、鑢目檜垣、目釘孔一		彫物	表裏　薙刀樋
茎長 Length of the Nakago(Nakago-CHOU)			110.5ｃｍ
拵え全長 Full length of the koshirae			256ｃｍ
国 Country(KUNI)・時代 Period(JIDAI)			陸奥国会津(mutsu aidu)・江戸時代前期　寛永頃　1624年頃

体配	薙刀、庵棟、棟焼付き両刃となる、刃長があり、茎長ほ特大。
地鉄	板目肌良く練れて地沸良く付く。
刃紋	互の目乱れに小沸付き匂深く、棟焼付き両刃となる。
帽子	乱れ込み先尖り深く返り両刃となる。
登録	埼玉　平成6年3月9日
鑑定書	財団法人　日本美術刀剣保存協会特別保存刀剣鑑定書　　平成六年七月二十日

【コメント】
政長は三善長国の子で三善長道の父です、伊予の松山に生まれ、後に上京し肥前忠吉と同じく埋忠明寿の門人となり彫技を学ぶ。
抱えられていた加藤家の移封に伴い寛永四年に父長国と共に会津に移住する。
これより、会津の地に長国、政長を祖とし、長道へと代々続く名門の三善一派が始まり、美濃から移住してきた兼定一派と三善一派は双璧をなします。
特に三善一派は業物として良く知られ、政長の子三善長道は会津虎徹と称され、最上大業物です。
本作は政長の技量を十分に示した、生ぶ茎で地刃共に健全な政長を代表する入念な作品です。

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