日本刀刀剣販売

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薙刀直し刀　無銘（金行）
katana [kaneyuki]（kinkou）

日刀保保存刀剣
NBTHK Hozon

刃長：65.2ｃｍ（ニ尺一寸四分）　反り：1.8ｃｍ　元幅：3.36ｃｍ　元重：0.41ｃｍ　　鎬重：0.83ｃｍ
彫物：表　護摩樋に添樋　裏　素剣に添樋　茎：摺上、鑢目勝手下がり、目釘孔二

国・時代：　美濃国　南北朝時代　応安頃　1368年頃

体配：　薙刀直し刀、重ね薄く鎬筋厚い。
地鉄：　板目に地沸良く付く。
刃紋：　互の目に小沸付き金筋砂流し良く付く。
帽子： 　乱れ込んで焼き高く一枚。

品番：0870－1072

登録：
静岡　昭和38年9月9日

鑑定書：
財団法人
日本美術刀剣保存協会
保存刀剣鑑定書
平成十六年十ニ月二十一日

【コメント】
金行は初代金重の子あるいは弟と言われ本国は越前、右衛門尉と言う。在銘作は発見されておらず、「新刊秘伝書」には「金行は金重の小出来なるもの也」と書かれ、当然作柄は良く似ているものです。
初代金重は正宗十哲に数えられ、関鍛冶の祖と言われ志津三郎兼氏と共に関鍛冶の発展をなしました。作柄も志津三郎兼氏と似てやや穏やかなものとされています。
本作は金行と鑑される南北朝時代の関物の典型作で貴重な一口です。

※販売済

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