日本刀 刀剣 販売

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短刀 山浦真雄(新々刀 上々作)
安政二年十一月日
tantou [yamaura saneo] (sinsintou joujou-saku)

特別保存刀剣

刃長:21.1cm(七寸弱) 反り:僅に内反り 元幅:2.20cm 元重:0.86cm
茎:生ぶ、鑢目とっ掛け筋違、目釘孔一

国・時代: 信濃国 江戸時代後期 安政二年 1855年

体配:  平造り短刀、三ツ棟、重ね厚く鎧通し風。
地鉄:  板目つみ柾目まざり地沸良く付く。
刃紋:  互の目乱れに小沸良くつき匂い深く金筋、砂流し入る。
帽子:  乱れ込んで先小丸に深く返る。

品番:0870−3008

 

登録:
東京 昭和26年3月28日

鑑定書:
財団法人
日本美術刀剣保存協会
特別保存刀剣鑑定書
平成元年八月八日

 

【コメント】
真雄は、文化元年(1804)、現在の小県都東部町大字滋野字赤岩の名主山浦昌友の長男として生まる、弟に清麿がいる。文政十一年(1828)水心子秀世に入門して山浦正則と銘す、文政十二年(1829)に上田藩の刀工河村寿隆に入門。弟の清麿はこのとき十七歳でしたが、兄の誘いに応じ作刀の道に入る。その後、真雄は藩お抱えの刀工として、清麿はひとり立ちの刀工として、それぞれ異なった道を歩みました。
真雄は小諸藩工、上田藩工、時代を経て安政五年(1858)松代藩工となります。
明治四年(1871)息子の刀工兼虎に家督をゆずり、自分の生涯を回想し『老いの寝ざめ』を執筆しました。そして明治七年(1874)郷里赤岩で病を得、その生涯を閉じました。享年七十一歳。
真雄の作刀は実用面からみても刃味が抜群であり、刃味だけから言えば弟の清麿にも優るであろうと言われています、嘉永六年(1853)に松代城下で行われた刃味試しにおける真雄の作刀の強靭さは今に至るまで語りつがれています。
本作は真雄の技量を十分に示した、生ぶ茎で地刃共に健全な真雄を代表する一口です。

※販売済
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