日本刀刀剣販売

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刀　兼若（加州）
katana [kanewaka]

日刀保保存刀剣　NBTHK Hozon

品番：0910－1051

白鞘入り

刃長 Blade length(HA-CHOU)			66.5ｃｍ（二尺一寸九分半）
反り Curvature(SORI)			1.4ｃｍ
元幅 Width at the hamachi(MOTO-HABA)			2.98ｃｍ
元重 Thickness at the Moto Kasane			0.64ｃｍ
鎬重	0.67ｃｍ	先幅	2.09ｃｍ	先重	0.49ｃｍ
茎	摺上（区を送る）		彫物
国 Country(KUNI)・時代 Period(JIDAI)			越前国(kaga)・江戸時代前期　延宝頃　1673年頃

登録	兵庫　昭和39年6月4日
鑑定書	財団法人　日本美術刀剣保存協会　保存刀剣鑑定書　　平成十八年六月二十八日

【コメント】
兼若（初代）は甚六といい、父は美濃国志津三郎兼氏（しずさぶろうかねうじ）の末裔。兼若（初代）は「加賀正宗」と言われた名匠で越中守を受領し、その後「越中守高平」と改銘、重要美術品の刀があります。
旧金沢藩では「兼若を持っている者には禄はひくくても娘を嫁にやる」とまで言われた程、当時から有名でした。
二代は又助といい、三代は四郎右衛門という、各代に「兼若」と切る期間が重複したり、先代の代作代銘も多く、代の見極めが至難といわれていますが、本作は銘振りから（三代）の作品と鑑せられます。三代は歴代兼若中刃紋の巧妙なことは随一といわれています。

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