日本刀刀剣販売

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脇差　豊州高田住藤原統行
wakizashi [hoshu takada fujiwara muneyuki]

日刀保保存刀剣　NBTHK Hozon

品番：1010－2021

黒叩塗鞘脇差拵入り

刃長 Blade length(HA-CHOU)			57.2ｃｍ（一尺七寸二分）
反り Curvature(SORI)			1.0ｃｍ
元幅 Width at the hamachi(MOTO-HABA)			3.07ｃｍ
元重 Thickness at the Moto Kasane			0.66ｃｍ
鎬重	0.69ｃｍ	先幅	2.15ｃｍ	先重	0.49ｃｍ
茎	生ぶ		彫物	表裏腰樋
国 Country(KUNI)・時代 Period(JIDAI)			豊後国高田(bungo takada) 江戸時代前期 The Edo era first half year.　生保頃　1644年頃

登録	千葉　昭和56年9月3日
鑑定書	財団法人　日本美術刀剣保存協会　保存刀剣鑑定書　　平成二十二年一月二十九日

【コメント】
初代統行(muneyuki)は古刀と新刀の境頃（天正～慶長）に活躍し、新刀高田の祖と言われ、大友家より統の字を賜り統行と銘したと言う。
本作品は江戸時代前期の生保頃（1644年頃）に活躍した三代統行の作品と思われます。

※高田とは豊後国高田地区(現大分市鶴崎近辺)です、古刀期の室町時代までのものは平と切られた物が多く平高田と称し、新刀期以降は藤原と切られた物が多く藤原高田と汎称します。
古来より高田物の美術品としての評価はけっして高くはありませんが、折れず、曲がらず、良く切れると言う日本刀本来の実用性能を兼備えた武用刀としては定評があります。

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