日本刀刀剣販売

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刀　桃川住吉久
天文十六年八月日
katana [momokawa yoshihisa]

日刀保特別保存刀剣　NBTHK Tokubetsu Hozon
(田野辺先生鞘書)（Mr.Tanobe wrote the Sayagaki）

品番：1110-1066

黒塗鞘打刀拵付き　白鞘入り

刃長 Blade length(HA-CHOU)			71.6ｃｍ（ニ尺三寸六分半）
反り Curvature(SORI)			2.0ｃｍ
元幅 Width at the hamachi(MOTO-HABA)			3.32ｃｍ
元重 Thickness at the Moto Kasane			0.56ｃｍ
鎬重	0.71ｃｍ	先幅	2.10ｃｍ	先重	0.40ｃｍ
茎	生ぶ		彫物	表　素剣に腰樋　裏　護摩樋
国 Country(KUNI)・時代 Period(JIDAI)			越後国(echigo)・室町時代後期 The Muromachi era latter period.　天文十六年　1547年

登録	新潟　昭和26年3月31日
鑑定書	財団法人　日本美術刀剣保存協会　特別保存刀剣鑑定書　平成二十一年三月四日

【コメント】
桃川一派（甘呂派）は鎌倉時代から室町時代にかけて越後国神林村桃川の地で栄えた一派です。
　桃川一派（甘呂派）の始まりは、平林城主、色部氏に招かれてきた近江一派の甘呂俊長門下の俊吉が、京から桃川の地に移って鍛刀したのが始まりで、この俊吉の子が初代桃川長吉です
一説にはこの桃川の地に他には出羽の月山派や大和からも鍛冶が移住したと云われています。
本作の吉久は桃川長吉の流れを汲む鍛冶で作品は大変少なく貴重です。

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