日本刀刀剣販売

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脇差　安倫（仙台）（初代）（新刀上作）
wakizashi [yasutomo]（first generation）(sintou jou-saku)

日刀保特別保存刀剣　NBTHK Tokubetsu Hozon

品番：1310-2020

黒塗鞘脇差拵付き白鞘入り

刃長 Blade length(HA-CHOU)			51.1ｃｍ（一尺六寸八分）
反り Curvature(SORI)			1.06ｃｍ
元幅 Width at the hamachi(MOTO-HABA)			3.04ｃｍ
元重 Thickness at the Moto Kasane			0.63ｃｍ
鎬重	0.69ｃｍ	先幅	2.15ｃｍ	先重	0.43ｃｍ
茎	生ぶ		彫物	表裏棒樋
国 Country(KUNI)・時代 Period(JIDAI)			陸奥国仙台(mutsu sendai)・江戸時代前期 The Edo era first half year.　明暦頃　1655年頃

登録	宮城　昭和26年7月29日　576号
鑑定書	財団法人　日本美術刀剣保存協会　特別保存刀剣鑑定書　平成十年十二月十八日

【コメント】
余目五左衛門と言う、承応四（1656年）に父の「安倫」急死につき明暦二年出府し、父と同じく大和守安定の門人となる、（父は初銘「倫祐」と切り、後に「安倫」と改名するも、父の「安倫」銘の作品はありません、故に本作の余目五左衛門「安倫」が初代とされています。）
安倫が品川の藩邸に住した伊達綱宗の慰作の相手鍛冶をつとめてた事は有名で、晩年に仙台に帰るという。
本作は安倫（初代）を代表する上出来の作品で地刃共に健全な一口です。

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