脇差 和泉守国貞(井上真改) (新刀最上作) (業物)
(菊紋)
wakizashi [inoue izumi-no-kami kunisada] (inoue sinkai) (sintou saijou-saku) (wazamono)
(kiku mon)
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日刀保 特別保存刀剣
(田野邉先生鞘書) NBTHK Tokubetsu Hozon
(Dr. Tanobe's scabbard) |
品番:2310-2000 |
白鞘入り |
刃長 Blade length(HA-CHOU) | 39.1cm (一尺二寸九分) |
反り Curvature(SORI) | 0.66cm |
元幅 Width at the hamachi(MOTO-HABA) | 3.28cm |
元重 Thickness at the Moto Kasane | 0.79cm |
茎 | 生ぶ | 国 Country(KUNI)・時代 Period(JIDAI) | 摂津国大阪:江戸時代前期 明暦頃 (1655-1658) settsu osaka : The Edo era first half year. MEIREKI (1655-1658) |
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登録 |
大阪 第5747号 昭和26年7月6日 |
鑑定書 |
公益財団法人 日本美術刀剣保存協会 特別保存刀剣鑑定書 平成三年六月二十七日 |
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【コメント】
真改は東の虎徹、西の真改、助広と並び称され、助広とともに大阪新刀を代表する双璧として有名です。
真改は初代和泉守国貞の次男として寛永七年に生まれ、初め父と同じく和泉守国貞と切り、慶安ころは父の代作代銘を多くするという。
初代も二代も国貞と銘したので、区別するため初代を親国貞、二代を真改国貞と呼んでいます。
後に朝廷より菊紋を許され、茎に十六菊紋を切るようになります、当脇差はその頃の作品です。
寛文十二年八月より銘を真改に改めました。
その沸出来の華麗な作刀から「大阪正宗」と当時より今日まで称えられています。
本作品は潮合深く沸が刃方へ煙込む「大阪正宗」と称えられた沸の妙が遺憾なく発揮された作品です。
刀剣の業物一覧
※ご参照下さい。
https://ja.wikipedia.org/wiki/刀剣の業物一覧 List of Wazamono.
※Please refer.
https://en.wikipedia.org/wiki/List_of_Wazamono
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販売済 Sold |
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